
お客様は乳製品の製造工場。液体食品加工物の包装形態を、従来の包装形態によるチルド管理から、常温管理できる無菌充填のピロー包装に変更することに伴い、充填ラインを変更することになりました。
そのため、液体包装品を傷つけることなく段ボールケースに供給する方法について、悩んでおられました。
| コンベア搬送ラインおよびインケーサーの提案 |
パレタイザーまでのコンベア搬送ラインを導入しました。
| コンベアラインのガイドや、投入時の搬送方法に工夫を凝らしたラインにすることで、導入の際に懸念されていた、シワによる袋破れが発生することなくケースに自動供給することができました。 包装形態をピロー包装に変更したことによって、賞味期限を3週間から3ヶ月に延ばすことができ、冷蔵での保管が必要なくなりました。これにより常温輸送が可能になり輸送コストの削減ができました。 また、賞味期限が延びたことで工場での在庫管理や生産計画が立てやすくなり、賞味期限切れによる廃棄を減らすことができました。 |
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今回の提案では、「充填から段ボールケースに投入するまで」の袋破れの発生要因を分析し、何が原因で袋が傷つけられるのかを社内で議論・検討し、その要因を一つ一つ改善していくことで、袋破れのない搬送ラインを実現しました。このように課題要因を分析し、お客様の問題解決のお手伝いをすることが、クオリスの存在意義であると考えます。

ボトル異品種混入防止システムの導入
コンベア輸送ラインおよびインケーサーの構築
パレタイザーおよびコンベアの構築
コンベアラインの構築
パレタイズ・デパレタイズラインの構築
物流支援システムの導入
プラスチックケースの採用およびパスボックスの導入
包装ラインの増設
インクジェットプリンターの導入
検査カメラの導入
容器アンケーサーの導入
不良品再利用搬送ラインの構築
リターナブルケースクリーン化システムの構築
包装資材リデュースシステムの構築
リサイクルパレットシステムの導入
屋外コンベアライン及びソーターラインの構築
食品物流センターの新設構築
自動緩衝材レスシステムの導入
パウチ入り食品製造ラインの自動化
部品および完成品搬送の無人化
